円満離婚に向かう心構え

冷静に離婚を考え未練が残らないように

円満離婚とは、夫婦間で離婚が決定した後、揉める事も無く離婚が完了することを指す言葉です。そもそも離別を望むほどの関係悪化が原因なのですから、円満という言葉は離婚に相応しくないように思えます。
しかし離婚が決定したとしても、財産分配や子どもの親権を争って尾を引く状況も多いのです。離婚という残念ではあるものの、人生に関わる大きな問題を解決するのですから、なるべくならばトラブルの無い「円満」な終わりを迎えたい所でしょう。

では、どのような事に気を付ければ円満離婚という結果につながるのでしょうか。まず、最も大事なことは、離婚した後に未練が残らないのかを自分に問いかける事です。夫婦関係の不仲が離婚に至る原因ですから、現状では相手の事は悪いようにしか捉える事が出来ません。その結果、「早く別れてしまいたい」、「もう悩みたくない」という焦りから離婚という考えが頭から離れなくなります。
それでも一度冷静に考え、本当にやり直す事は出来ないのか、未練が残らないのかという自分への問いにしっかりと答えましょう。離婚後、心に引っかかる点があっては「円満」とは呼べませんし、離婚後の心持ちもイメージすることが必要です。

金銭面の問題

次に重要となるのはやはり金銭面の問題です。慰謝料や養育費は、離婚後の生活をする上での足がかりとして考えなければなりません。お互いに納得いく金銭問題の解決の近道として、弁護士へ委託するだけでなく自分でもある程度法律を調べることをおススメします。どうしても人間は自分に有利な条件を求めてしまうもので、自分の心の傷に見合った慰謝料をもらえなかった、という不満を持つことも珍しくありません。
どのような考え方で慰謝料や養育費が産出されるのかという仕組みを知っておけば、ある程度の金額に目星をつけて納得できるものです。実際、離婚で揉める原因の大きな要因となるのはこの金銭問題ですから、円満離婚を望むのであれば無視できない部分となります。